全大腸内視鏡検査を自分自身に約2分でしてしまう先生がいる。
2010/10/08(金)
日本消化器内視鏡学会東北市支部会・VTRワークショップで、自分で肛門から内視鏡を挿入し、約2分で盲腸まで挿入してしまう技が供覧された。
※ブラックジャックが自分で自分の腹膜炎を手術するシーンがありましたけど、どちらが大変なのでしょうか…?
海産物を食べた翌日、尿からヒ素が検出される。
2010/10/08(金)
地殻中の無機ヒ素元素は海中に流れ出し、この無機ヒ素を海藻が蓄積する(無機ヒ素は有機ヒ素に変換される)。そして魚や貝類がこの海藻を食べ、さらに魚介類を食べるヒトも結果的にヒ素を摂取しているが、ヒトが摂取している有機ヒ素には毒性がほとんどない。
※毒素混入事件などから、「ヒ素は怖い」という意識がありましたので、これも個人的には5点満点でした!
救急車の運転には特別な免許はいらない。
2010/10/08(金)
道路交通法からみれば、第一種免許で、それぞれの自動車の種類に応じたものであれば、運転できることになる。救急車は普通免許、はしご車は大型免許、救援車(レッカー)は大型特殊免許が必要である。
ただし、救急車や消防車などの自動車や積載機材が最大の効果をあげるよう操作できることが要求されるため、これらの機械器具の操作に熟知した者に「機関員」という資格を与え、この資格を持つ人に限って救急車や消防車などが運行されている。機関員は普通自動車運転免許証以上を持っている消防士長、消防副士長、消防士の階級にある者の中から選抜試験によって選ばれ、消防学校で1ヶ月近い特別な研修課程を修了した者のみに与えられる資格である。
※平成6年4月に「女子労働基準規則」が改正になり、女性消防吏員も深夜業務につけることになったことから、平成7年12月に女性として初の機関員が誕生したそうです。
満年齢は、誕生日の前日にひとつ増える。
2010/10/08(金)
例えば30歳で4月1日に誕生日の人は、3月31日に31歳になる。これは、民法第143条の「年齢計算に関する法律」で定められている。実際に、2003年11月9日に行われた総選挙などでも、1983年11月10日生まれの人にも選挙権は与えられた。
※満年齢は誕生日当日に増えると思い込んでました!何か推理小説のトリックにも使えそうですね。
かつて、手術中におならが爆発した事故がある。
2010/10/08(金)
デンマークの病院で、1978年に手術中に患者の腸内にたまったガスに電気メスの熱で引火、爆発するという事故があった。この患者は結腸がメチャメチャになり、ただちに手当てが施されたが敗血症を併発して亡くなった。ちなみに日本でもこういう事故はかつてあったが、現在では充分対応できているためその心配はいらない。
※検査をしてみたところ、似たような事件がありました。同じデンマークの病院ですけど、背中のホクロを取る手術を受けていた男性患者が我慢できなかったため、ガスが電気メスで着火、これが消毒用アルコールに引火して火傷を負ったそうです。
また、実際に腸内のガスに引火した現場に遭遇した先生からお便りをいただきました。電気メスで大腸癌イレウスの患者さんの大腸を「切開したとたんに『ボン!!』っていう音」がしたそうです。この先生はガーゼを当て、生理食塩水をかけて消火したとか、どうか、お気をつけください!