ビートルズはCTスキャンの生みの親だった。
2010/10/08(金)
英国EMI社は小規模な電器会社だったが、そのレコード部門に所属するビートルズによって莫大な利益を得た。その一部を社会還元するために開発費を投じて生まれたのがCTスキャンである。1975年には日本最初のCTスキャンが東京女子医大に設置された。輸入は東芝が行い、当初はエミ(EMI)スキャンと呼ばれた。しかし、英国EMI社は販路と継続開発が軌道に乗らず、1979年にCTスキャンから撤退した。
その年の暮れ、CTスキャン発明者のSir Godfrey N.HounsfieldとDr.Allan M.Cormackはノーベル医学生理学賞を受賞している。
高気圧酸素療法の装置は、国家プロジェクトに基づいたものである。
2010/10/08(金)
潜水夫病だけではなく最近は色々な疾患に効果があることが分かってきた高気圧酸素療法。その開発の影に「海中移住計画」という国家プロジェクトがあった。
国立国際医療センターに森鴎外の使っていた机が今もある。
2010/10/08(金)
京都第二赤十字病院はもともと、明治45年に日本赤十字社京都支部常設救護所として開設され、大正15年に日本赤十字社京都支部療院と改称された。昭和9年に東山東福寺畔の日本赤十字社京都支部病院(現京都第一赤十字病院)新築落成に伴って、それまでの日本赤十字社京都支部療院は廃止の方針でしたが、地域住民の希望から業務は継続して行われたとか。そして昭和18年に京都第二赤十字病院と改称されて現在に至るそうです。
医師が読みやすい字を書くよう法律で義務付けられている地域がある
2010/10/08(金)
doctor"s handwritingと言えば、悪筆の代名詞として位置づけられている。しかし、読めない処方箋の危険性に関する医学論文も複数認められる。処方箋の字がよみにくいための事故は頻繁に起こっているからである。
institute for Safe Medication Practices in Pennsylvaniaによると、米国では判読の難しい処方箋が原因で薬剤師が医師に問い合わせる件数は1年で1億5千万回にのぼり、薬剤名や用量の誤読の他、略語が誤解される可能性もあるという。
そこで米国フロリダ州とワシントン州では、読めるように字を書かなければならないという法律ができている。
国立国際医療センターに森鴎外の使っていた机が今もある。
2010/10/08(金)
国立国際医療センターは旧国立第一病院、さらにその前身は陸軍東京第一病院で、実は森鴎外(森林太郎)が院長を勤めたこともあるそうです。1階に森鴎外の机が展示してあります。