国立国際医療センターに森鴎外の使っていた机が今もある。
2010/10/08(金)
京都第二赤十字病院はもともと、明治45年に日本赤十字社京都支部常設救護所として開設され、大正15年に日本赤十字社京都支部療院と改称された。昭和9年に東山東福寺畔の日本赤十字社京都支部病院(現京都第一赤十字病院)新築落成に伴って、それまでの日本赤十字社京都支部療院は廃止の方針でしたが、地域住民の希望から業務は継続して行われたとか。そして昭和18年に京都第二赤十字病院と改称されて現在に至るそうです。
医師が読みやすい字を書くよう法律で義務付けられている地域がある
2010/10/08(金)
doctor"s handwritingと言えば、悪筆の代名詞として位置づけられている。しかし、読めない処方箋の危険性に関する医学論文も複数認められる。処方箋の字がよみにくいための事故は頻繁に起こっているからである。
institute for Safe Medication Practices in Pennsylvaniaによると、米国では判読の難しい処方箋が原因で薬剤師が医師に問い合わせる件数は1年で1億5千万回にのぼり、薬剤名や用量の誤読の他、略語が誤解される可能性もあるという。
そこで米国フロリダ州とワシントン州では、読めるように字を書かなければならないという法律ができている。
国立国際医療センターに森鴎外の使っていた机が今もある。
2010/10/08(金)
国立国際医療センターは旧国立第一病院、さらにその前身は陸軍東京第一病院で、実は森鴎外(森林太郎)が院長を勤めたこともあるそうです。1階に森鴎外の机が展示してあります。
「リンゲル液」のリンゲル氏と「リンガーハット」のリンガー氏は兄弟
2010/10/08(金)
リンゲル液を作ったのはSidney Ringer教授。維新前に長崎で貿易を行った事業家のFrederick Ringer氏は同教授の実弟。リンガーハットの名前の由来になっている長崎の異人館の一つリンガー邸は実業家氏の旧居を移築したもの。
※Ringer氏は英国人なので「リンガー」が正しい読みのようです。
ワルファリンは特許を取得しているWisconsin Alumni Research Foundationの頭文字にcoumarinの後ろ-ainを加えて名付けられた。
2010/10/08(金)
Wisconsin Alumni Research Foundation(WARF)はウィスコンシン=マジゾン大学の科学研究を助成する目的で1925年に設立された。Karl Paul Link氏によるワルファリンの発見のほか、最近ではJames Thomson氏によるヒト胚性幹細胞の分離などに貢献している。
なお、日本の一部ではワーファリンで抗凝固療法を行うことを「warfarization」と呼んでいるが「warfarinization」が正確な呼称である。