国立国際医療センターに森鴎外の使っていた机が今もある。
2010/10/08(金)
国立国際医療センターは旧国立第一病院、さらにその前身は陸軍東京第一病院で、実は森鴎外(森林太郎)が院長を勤めたこともあるそうです。1階に森鴎外の机が展示してあります。
「リンゲル液」のリンゲル氏と「リンガーハット」のリンガー氏は兄弟
2010/10/08(金)
リンゲル液を作ったのはSidney Ringer教授。維新前に長崎で貿易を行った事業家のFrederick Ringer氏は同教授の実弟。リンガーハットの名前の由来になっている長崎の異人館の一つリンガー邸は実業家氏の旧居を移築したもの。
※Ringer氏は英国人なので「リンガー」が正しい読みのようです。
ワルファリンは特許を取得しているWisconsin Alumni Research Foundationの頭文字にcoumarinの後ろ-ainを加えて名付けられた。
2010/10/08(金)
Wisconsin Alumni Research Foundation(WARF)はウィスコンシン=マジゾン大学の科学研究を助成する目的で1925年に設立された。Karl Paul Link氏によるワルファリンの発見のほか、最近ではJames Thomson氏によるヒト胚性幹細胞の分離などに貢献している。
なお、日本の一部ではワーファリンで抗凝固療法を行うことを「warfarization」と呼んでいるが「warfarinization」が正確な呼称である。
宇宙戦艦ヤマトの医師、佐渡酒造は、実は獣医である。
2010/10/08(金)
宇宙戦艦ヤマトに乗艦している医師、佐渡酒造は佐渡犬猫病院の獣医を勤めている。しかし、宇宙空間医学研究所長という肩書きも持っており、なぜ獣医が乗っているかは不明。
※文庫版の『宇宙戦艦ヤマト』では確かに、佐渡先生は登場するときに大きなブタと格闘しています。ヤマトに乗ったのは沖田艦長の親友という関係もあったのでしょうか…。
「頻回」という言葉は医療関係者にしか通用しない
2010/10/08(金)
医療関係者は頻度が多く行われることを表現して「頻回に・・・する」というが、この言葉は一般の人には全く通じない。これは本来、日本語にはない言葉で、ワープロで「ひんかい」と入力しても「頻回」とは変換されない。
※「頻回」 は『広辞苑』(第五版)にも掲載されていませんでした。また、「頻回」をインターネット上で検索すると、医療関係のサイトが目立ちます。隠れた業界用語のようです。